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長寿命と厚さ精度について

タイセーのペルチェ素子(ユニサーモ)は従来ペルチェ素子とは構造が異なり、熱に対して「靭性」があります。
その為、半田剥がれが起こりにくく、寿命が飛躍的に延びました。
又、その構造を生かして厚さ精度は±25ミクロンメートルを誇ります。
ここでは構造比較図と信頼性比較データでそれらのご説明を致します。

ペルチェ素子構造の比較

従来ペルチェ素子 タイセーのペルチェ素子
「アルミナセラミックス」と「N、P型ビスマステルル」が半田で接合されて剛体構造となっている。 その為、動作時の発熱によりアルミナセラミックスが熱膨張することによって 半田接合部に熱応力がかかり半田剥がれが起こりやすい。 現象としては素子の抵抗値があがり、冷却性能が落ちる。 (具体的な目安としては10%の抵抗値UPがあった場合は、冷却性能は-10%となる。 つまり初期に相互の面温度差が70℃(高温:50℃、低温-20℃)あった場合、 低温側が-13℃にしかならなくなる) 「アルミナセラミックス」と「N、P型ビスマステルル」との直接の接合はなく、素子の支持は靭性を持つ「ガラスエポキシ基板」が受け持つため、半田剥がれが起きにくい。

信頼性データの比較

素子を25-80℃間の往復動作をさせた際のデータ。 (25→80→25℃を1サイクルとする。)

従来ペルチェ素子 タイセーのペルチェ素子
2900サイクルで破損(回路がOPEN状態) 10万サイクルにて抵抗値異常なし